おーりとーり!!〜方言の世界へようこそ〜

2年2組

箕面高校2年生がつくる「石垣島の歩き方」 〜2組6班〜

まーる うむっさん(とっても 面白い)石垣方言をインタビューしてきました!

今回インタビューさせていただいたのは石垣市民会館の職員の方々。私達の急な依頼にも快く引き受けてくださいました。

もともとは「石垣島のよく使う方言ランキング」についての記事を書こうと思っていたのですが、お話を聞いていくと、もっといい内容がある!と思い、急遽インタビュー内容を変えて質問してみました。

本土と石垣島の方言の違い的なこと

職員の方々に「沖縄ならではの方言」について聞くと沖縄本島と石垣島では若干方言が異なるとの情報が!!

例えば「いらっしゃいませ」の方言。沖縄で「いらっしゃいませ」というと「めんそーれ」というイメージが強いと思いますが、実は沖縄本島での方言だとのこと。石垣島の方言では「おーりとーり」と言うようで実際石垣空港では「おーりとーり」と書かれた弾幕を見ることが出来ました。

このような異なる方言の中で特に印象的だったのは親族を指す表現。

沖縄本島では祖父のことをおじい、祖母のことをおばあというそうですが、石垣島で「おじい」というと叔父を、「おばあ」というと叔母を指すことになるそう!いや〜ややこしい🤯🤯

他にも沖縄本島と石垣島で異なる表現になるものとして次のものを挙げてくださいました!(以下詳細)

「~なの?」
本島→だば?  石垣→ば?

「とても」
本島→でーじ  石垣→まーる  

「踊る」
本島→かちゃーしー  石垣→もーやー

(本島と石垣島で若干ニュアンスが異なる場合もあります)

職員の方同士の会話では

「これって石垣の方言だっけ?」
「それは宮古島の方じゃない?」

というやりとりも見られました。どうやら方言が異なるのは沖縄本島と石垣島の間だけでなく、沖縄の他の島や地域で間でも同じのようですね。

実際に行って感じた八重山方言の特徴みたいなこと

方言トークは大盛り上がり!!他にもこんなに多くの沖縄の生活に根付く方言を教えてもらいました。

全国的に使われる語石垣島で使われる語
凍る 、足がつるこっぱる
ちぶる
痛い病む
手汗が出るじゃこる
ありがとうしかいとぅにーふぁいゆー
先輩しじゃあじゃ
おいしいまーさん
お腹すいたやーさん
さようならくようなら
前の家まんやー
後ろの家しんやー
あり
西いり
ぱい
にし

これらの方言を教えて貰って思ったのは沖縄の方言は伸ばし棒が多く、音が柔らかいということ。響きが可愛い°ʚ(*´˘`*)ɞ°(個人の感想です。)

職員の方へのインタビュー後に調べてみると、今使われている方言は元来の沖縄方言と標準語が混ざった「うちなーぐち」と呼ばれる新しい沖縄方言らしく、その語尾を伸ばして上げる独特なイントネーションは実際にのんびりした印象を与えるそうです。

ブログなのでイントネーションまで詳細に伝えることができないのが残念…

なのでぜひ沖縄に行って沖縄方言ネイティブの発音を聞いてみてください。

上記の紹介した方言は石垣市民会館の職員の方へのインタビューを参考にしたもので、同じ沖縄、石垣島でも異なる点や言い方の場合もあります。

突然の訪問・質問にも関わらず、快く親切に対応していただき、とても楽しく有意義な時間を過ごせたとともに沖縄の方の優しさにも触れられました。

石垣市民会館の職員の皆さんには再度お礼申し上げます。

ありがとうございました。

最後に。

私たちが修学旅行のなかで訪れた石垣市民会館で、職員の方々から聞いた石垣島で話される方言と、沖縄本島で話されている方言などなど、、、言葉自体が異なっている場合と、言葉が同じでも意味が異なるものがありました。

新しく方言を覚えるということはとても楽しいことだと思います!!

沖縄旅行に行く際には、ぜひ沖縄本島と石垣島で使われる方言について比べてみることも楽しいかもしれませんね!

最後まで読んでもらいしかいとぅにーふぁいゆー!!

私たちが行った「SDGs」
私たちは「買い物をしたときにビニール袋を貰わない」「ゴミを持ち帰って捨てる」の2項目に着目しました。これらはSDGs12番の「つくる責任つかう責任」、14番の「海の豊かさを守ろう」に該当します。これらの取り組みは石垣島に限らず、日常生活でも心がけたいと改めて感じました!

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