皆さんはハブ酒をご存知ですか?
ハブは普通にたべることもないし、見た目も怖く毒も持っていて、危険ですごくマイナスなイメージを持っていたので、そのハブをなぜお酒に入れるのかとても関心をもち、ハブ酒について調べようと思いました。
シーサーの色塗り体験で現地の人にハブ酒についてお伺いしました。
ちなみに話を伺った人はあまりハブ酒は飲まないそうです。
※ハブ酒の写真は現地の方が沖縄本島のおきなわワールドに行かれた時の写真を頂きました。
①ハブの毒はどうなる?ハブ酒の基本知識
ハブは毒をもつヘビとして有名だが、ハブ酒には毒はない。「毒腺」と呼ばれる器官は取り除かぬまま酒に漬けるのだが、長期間漬けることで無毒化する。ハブ酒のアルコール度数は商品によって異なるが、25〜35度くらいのものが多い。なお、中には40度など度数が高いものもある。
②ハブ酒の歴史
ハブ酒の歴史は非常に古くて、古代中国では数千年前から作られていたのだそうです。
沖縄に伝わって作られ始めたのも数百年前なのでとても歴史のある伝統のお酒だと言えます。
昔からハブ酒は薬膳酒として健康にいいとして飲まれてきたのですが、なぜ健康にいいのかというと、ハブに含まれているたくさんの栄養素がお酒に染み込むことで滋養強壮をはじめとしたいろいろな健康効果を得ることができるのです。
そしてハブ酒を作るときに欠かせないのが度数の高いお酒です。
一般的にはラム酒などで作られるのですが、沖縄では地酒である泡盛を使っている。16世紀ごろに中国から蛇酒の製法が沖縄に伝わり、ハブ毒の解毒や体力増強を目的とした薬用酒として作られはじめたのが起源といわれています。 ハブ酒の味や飲み方を知ろうハブ酒は野性味あふれる独特の風味があり、香りも特徴的。 濃厚で苦味が強く、刺激が感じられるお酒です。特にこだわったことはハブの「ニオイ」を消すこと。 ハブ酒はアミノ酸が豊富に含まれた健康なお酒なのに、独特の臭みによってリピーターがこないと考えていました。
③ハブの毒はどうなるの?空瓶に残ったハブはたべれる?
成長すると全長が2mにもなる上、体重は1〜2㎏にもなります。そんな大型のハブは、一回で平均22.5mgの毒液をはきます。さすがにニホンマムシの毒性よりは弱いのですが、一回当たりの毒液の排出量が多いため危険です。ハブの毒についてはハブ酒を作る工程を知ることで分かります。ハブは約1ccの毒を持っており、1回で出す毒の量は0.1cc程度です。 お酒のアルコールで解毒されるので無毒になっています。ハブの毒は確かに猛毒です。食べる事は出来ますが、元来本物のマム酒(ハブ)は、飲む前に瓶を揺すれば、身が徐々に溶け出します。 その溶け出した身と一緒に飲むのが普通です。
④石垣島でハブ酒を買える場所
・八重泉酒造
・うちなーみやげ館
他にも土産店や酒屋で取り扱っている店がある
最後に
沖縄で人気のお酒ハブ酒について関心を持っていただけたでしょうか?いまや沖縄で大人気のお酒ハブ酒について少しでも知って興味を持っていただけたら嬉しいです。
みなさんもぜひ成人している方は飲んでみてください!
私たちが感じたハブ酒の「SDGs」なこと!
○飲んだ瓶を分別している
○ハブを捨てずに食べている